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コロンビア サントゥアリオ ブルボン 150g
¥1,380
コロンビア・ポパヤンは山岳地帯が多く、日照・降水量・標高・土壌といったコーヒー栽培の好条件の揃った特産地です。サントゥアリオ農園はポパヤン高原に位置し、南東にはプラケ火山(標高4,646m)を望みます。 農園主カミーロ・メリサルデ氏は、古き良き時代のコロンビアマイルドコーヒーの復活を目指し、なおかつ完全にサスティナブルな条件のもと、一から農園を設計し1999年に農園作りをスタートさせました。 サントゥアリオ農園では当初からスペシャルティコーヒー、すなわち「至高のコロンビアマイルド」を目指し、苗木の播種から収穫、精選にいたるまで非常に高いクオリティを持った作業マニュアルを作り上げています。 農園は標高1,850-2,100mの丘陵地にあり、敷地面積は260ha、このうち約188haにコーヒーが栽培されています。 農園には豊かな森林が広がり、多様な野生動物の住処となっています。 農園は小さな区画に分けて整備されており、作業の記録や管理もしっかりと行われています。シェードツリーにはマメ科の植物を植え、施肥管理は有機肥料の投与のみを行っています。 また標高が高いため病害虫の問題を無視できるのもサンチュアリオの優位な点の1つです。そして、農園の従業員や近隣の地域社会への貢献も積極的に行っています。
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ホンジュラス エル・ロブラル ナチュラル 150g
¥1,450
コマヤグア県南部のラパス県との県境に位置するエル・ロブラル農園。 標高1500-1700mと地理的に標高の高いエリアで、北東の谷あいからカリブ海系の暖気が吹き、山からの冷気が重なる土地で、比較的雨量も多く寒暖のバランスに優れた微気候を有しています。 エル・ロブラル農園では、夜間は15℃まで冷え込み、標高以上に寒暖差のある土地なのが特徴です。 また、肥沃な土壌で砂状の石灰質土壌と粘土質な土壌が混ざり、根張が良く、保水性と水はけの良さがバランスよく両立しています。 農園は、ロサ・ディマス氏の父の代から50年以上の歴史を持ちます。 先代が生産を始めたばかりの頃は設備もなく、木の棒で果肉除去をし、自然の岩の上をパティオにして乾燥させ地元の市へ売りに行くという処からスタートしました。 2010年ごろからスペシャルティーコーヒーの生産へシフトし、2012年にはCup of Excellenceを初めて受賞。 2009年まで1Ha だった農地も、この10年で10Ha まで拡張し、現在はロブラル農園とロブレ農園の隣接する2区画で生産をしています。 農園ではコーヒー以外にも、マンゴーやアボカド、ニンジンやイモなど様々なフルーツや野菜も育てています。その為エル・ロブラルは、農園のケアを第一に考えています。 施肥、剪定、シェードの調節には特に気を遣うことで、毎年熟度の高いチェリーが収穫できるように保全しています。 また、こうして育てられたチェリーがカップクオリティの高いコーヒーになるために、生産処理において使用する全ての機械・器具は清潔に保つことにもこだわっています。 近年では、貯水槽を作り泥の混ざらない綺麗な水で生産処理を行えるように。 また、発酵槽も木の発酵槽からコンクリートへ。品質向上に向けて衛生面も強化してきました。また、肥料も5月7月9月に、既製の肥料を3回。 そしてそのほか、カルシウム+鶏糞+牛糞+パルプで作った自家製の弱酸性肥料を8月に撒き、コストを掛け土壌の維持保全に努めています。 この他にも、ビニルハウスのアフリカンベッドや、ナチュラル専用のパティオの設置など、毎年投資を行い、品質のアップデートを絶えず行っています。 ナチュラル専用に設けた乾燥場は北東の斜面に面し、農園の気候と同じように温暖な風が吹き、25日~30日かけてじっくりとパーチメントを乾燥する事ができます。 また、乾燥前の工程にも手を抜かず、ナチュラルにおいては、比重の軽いチェリーをしっかりと取り除くために、24時間かけてフローターの除去を行い熟度の高いチェリーのみを選別しています。 スペシャルティコーヒーの市場のおかげで、家族の生活の向上ができたことが一番の幸せだと言うロサ・ディマス氏。 彼の手で丹念に作られた素晴らしいコーヒーを是非堪能ください。
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ニカラグア オホ・デ・アグア マラカトゥーラ FW 150g
¥1,350
オホ・デ・アグア農園は、ヌエヴァ・セゴビア県ディピルトにある5Haほどの小さな農園です。 この地の特殊な微気候と、それが生み出す素晴らしいコーヒーの風味から、ルイス氏はこの土地でコーヒーを生産したいと考えており、2003年に売りに出されたこの農地を購入しました。 購入当初は、カトゥーラが植えられていましたが、自他ともに認めるマラカトゥーラ愛好家のルイスは、農園を一からリノベーションして、マラカトゥーラの生産に特化した農園として全面的に植え替えを行いました。 それほど、この土地の微気候、そして自然環境や湧き水などの資源の豊かさは、マラカトゥーラのポテンシャルを十全に発揮できると確認めいたものがあったと言います。 その期待を裏切らず、2020年にはCup of Excellenceで3位を受賞するなど過去に4度のCup of Excellence受賞を果たし、マラカトゥーラの魅力を伝えています。 彼らのコーヒー生産の哲学は、彼らのチーム、地域コミュニティ、バイヤー、そして最終消費者まで、コーヒーチェーンに関わるすべての人々が、持続可能である事。そして、大きな家族のように皆で幸せになりたいと考えています。その為にコーヒーの品質を保証する事。高度な資格を持った管理・研究チームをつくり、品質の一貫性と精度を確保する事に重点を置いています。 生産処理や品種の特性など、毎年の気候条件に影響を受ける中で、毎年の出来をデータとして蓄積する事で、気候変動にも対応した安定したクオリティが出来上がると言います。 そうしたトレサビリティは、消費者だけでなく彼ら自身の生産活動においても重要な位置づけと考えています。 収穫は12月~2月に掛けて行われ、農園管理チームの指揮のもとで研修を受け、毎年彼らの農園の収穫を手伝ってくれる熟練ピッカーたちによって最も良いコーヒーチェリーのみがセレクトピッキングされます。品質、そして1年間の成果を大きく左右する収穫作業において、チームビルディングや地域コミュニティとのつながりを大切にして持続可能性をビジョンに掲げる彼らの強みが活きています。 収穫されたチェリーは農園での再選別を経て、彼らの所有するラ・カンパーニャ・ウェットミルへと運ばれ果肉除去と発酵槽での24時間のファーメンテーション、水路での選別と水洗が行われます。そして、オコタルのドライミルへと運ばれ、スペシャルティのマイクロロットは、シェードを張った日陰を利用しながら、12日間かけてじっくりと乾燥し、仕上げられます。 生産地:ヌエヴァ・セゴビア県ディピルト、オホ・デ・アグア 精製: フリーウォッシュド 標高:1300-1400m 品種:マラカトゥーラ 農園:オホ・デ・アグア農園 生産者:ルイス・エミリオ・バジャダレス フレーバー:トロピカルフルーツ、パッションフルーツ、マンゴー、黄桃、ラウンドマウスフィール
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エチオピア イルガチェフェ アリーチャ ナチュラル 150g
¥1,350
コーヒー発祥の国とされるエチオピアで、最高級品質の豆を生産している地域として言わずと知れたイルガチェフェ。 とくに、このコチャレエリアは水資源が豊富で、水洗工場も多数存在しており、高品質なイルガチェフェコーヒーを産出する地域の1つとして有名です。 このナチュラルはイルガチェフェの中でも優良なコーヒーを生産しているアリーチャ ウォッシングステーションでチェリーの熟度、チェリーの選別技術・精選技術すべてにおいて高いレベルのウォッシングステーションです。 通常では、高品質ウォッシュに使用される完熟チェリーをナチュラルに使用しています。 標高が高い上に、赤道直下のこの地域では、日照が強すぎるとチェリーやパーチメントにダメージを与えて、味に濁りが出てしまいます。 そこで、日照の強い11~15時の時間帯は、チェリーをビニールシートで覆い急激な乾燥を防ぎます。また、通常の乾燥日数が10日間のところ、20日間かけてゆっくり乾燥を進める(スロードライング)ことで、コーヒー内の水分を均一化させ、複雑でありながらクリーンな味わいを作り出しています。 緩やかな乾燥は、劣化のスピードを抑えることができ、通年通して品質の高いコーヒーを維持することができます。 生産地: 精製:ナチュラル 標高:1800-2000m 品種:エアルーム 農園:イルガチェフェ コチャレエリア アリーチャ地区 フレーバー:ベリー、ピーチティー、フローラル、クローブ、ジューシー
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エチオピア ウォルカ・サカロ ウォッシュド 150g
¥1,380
SOLD OUT
ウォルカ・サカロ・コーヒーウォッシングステーションは、コーヒー産地区分であるイ ルガチェフェ地区、行政府分では南部諸民族州ゲデオ県ゲデブ郡ウォルカ地区の標高2000mの 高地にあるウォッシングステーションです。 Tracon Trading が所有するウォッシングステーションで、 近隣に暮らす小規模生産農家から運び込まれたチェリーの生産処理が行われています。 品質向上に向けて様々なルール作りを行っており、持ち込まれたチェリーは、プロセス前に再度ハンド ピックが行われ、未熟豆、過完熟豆は取り除き、均一性の高い完熟のチェリーのみを 厳選し、ウォッシングステーション側がチェリーの受け入れを行います。 こうすることで、 結果的に生産者の意識や収穫精度が高まり、毎年安定した品質を目指しています。 生産地:エチオピア中南部、南部諸民族州 ゲディオ県、ゲデブ地区、ウォルカ 精製:ウォッシュド 標高:1993-1999m 品種:エアルーム 農園:サカロ村の小農家 フレーバー:アールグレイ、フローラル レモン、ブライトアシデティ、クリーン
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グァテマラ アルト・デ・メディナ農園(RA認証)ナチュラル 150g
¥1,300
アルト・デ・メディナ農園は20/21クロップのナチュラル精選において、第7回アンティグア地方のリージョナルコンペで1位の受賞歴がある農園です。 グアテマラでも最も有名な地域であるアンティグアにて1位を獲得する品質、丁寧な製造からなる心地よい酸味・フルーティーな味わいが楽しめます。 敷地内にはWet Mill/Dry Millの両方を完備しており自社精選で全工程を完結できるため、トレーサビリティの面でも優れています。 ミルにおいて特筆すべきは"Inmertion"タンクという工程です。 これは、発酵・水路選別を経たのち48時間水につけるという工程を行うことで、より均一な品質を得ることが出来ます。 ミル全体で利用する水の質もきれいであり、設備も新しく近代的であることも特徴です。 農園名:アルト・デ・メディナ農園 生産地:アンティグア地区 品種:ブルボン(50%)、他 標高:1300-1600m 精製処理:ナチュラル フレーバー:ブルーベリー、ストロベリー、チョコレート、ロングアフターテイスト
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タンザニア キリマンジャロ モンデュール農園 150g
¥1,280
この農園は1931年、イタリア人のCONT DAVICO氏によって開拓されました。 1922年同氏が22歳の時、兄が新婚旅行中にウガンダで亡くなったことで東アフリカを訪れた際、アフリカに魅せられアフリカ開発会社に就職。 その後ファミリーの援助を受けて、この地を購入しましたが、第二次世界大戦後にタンザニアは社会主義化の波にのまれ、用地を接収されてしまいます。 1952年に返還を受け、氏は再開拓途中の1983年に亡くなりましたが、息子兄弟のCORRADO DAVICO氏とRUGGERO DAVICO氏が「特別なコーヒーを飲みたい人に供することができる良質なコーヒーを作る」という父親の遺志を継いで同農園を経営してきました。現在は、Burka Estate Ltdに農園経営をゆだねております。 コーヒー生産に理想的な海抜1650〜1840m、火山灰層だがMONDUL山麓の森林の恵みとも言える腐葉土と地下水の恩恵を受け、シェードツリーの作る日陰でティピカ種とブルボンの配合種のケント種が栽培されています。 イタリア人ならではの近代的な生産手法、品種の限定、剪定のサイクル化(農園には植木職人が常駐しており、カットバック1年未満、1年後、2〜3年後、翌年カットバック予定の4グループに分けて収穫サイクルを設定)など、長年の努力の結果、1999年見事タンザニアコーヒー協会のコンクールで金賞を受賞しました。 農園名:モンデュール農園 生産者:ハンター・フリント(責任者) 生産地:アルーシャ近郊 品種:N39、KP423 標高:1700 精製処理:ウォッシュド フレーバー:チョコレート、アプリコット、スムースマウスフィール